エクオール
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エクオールとは
大豆は、昔から日本人の食生活によくなじんだ健康食材です。大豆は女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きの成分を含むため、女性の元気と若々しさを保つのに役立つと言われてきました。英国の医学専門誌に「日本人は大豆製品をよく食べるので、女性の更年期障害が軽い」「欧米人に比べて日本人の骨粗鬆症の発症率が低いのは、大豆製品をよく食べることと関係している」と取り上げられたこともあります。
最近、その働きのもとになっているのが「エクオール」という物質であることがわかりました。大豆の中のイソフラボンという成分が、腸内細菌によって「エクオール」に変わり、エストロゲンによく似た女性の健康パワーとなっていたのです。
エクオールを作れない人が増えてきています
更年期症状の緩和対策に大豆製品やイソフラボンのサプリメントを摂っても、その効き目が実感できない人が少なからずいらっしゃいます。これらの方は、実はエクオールを作り出す腸内細菌(エクオール産生菌)を体内に持っていないのです。エクオールを体内で作れる人は日本人で2人に1人と言われています。近年は食生活の欧米化のために、若年女性のエクオール産生者は2割位にまで低下していると言われています。
エクオールの作用
ミドルエイジの女性では、閉経前後(40代後半〜50代前半)に卵巣機能が低下・停止し、女性ホルモンであるエストロゲンが激減して様々な不調が起こりやすくなります。これが更年期症状です。エストロゲンと構造が酷似しているエクオールには、更年期症状を和らげる、骨粗鬆症の予防と改善、皮膚や血管の健康を保つなど、ミドルエイジ女性の健康維持について良い効果が期待されています。
(1)エストロゲン作用(エストロゲンによく似た働き)
更年期症状を和らげる
メタボリックシンドロームの予防
肌への作用(シワ・たるみ・シミの改善、美白)
骨粗鬆症の予防・改善
血管弾力性の保持(動脈硬化予防)
日本人の身体になじんだ大豆に由来し、幅広い世代の人に使用できる健康成分として、エクオールの研究は現在も進められています。なかでも、乳がん抑制に働くことが期待される「抗エストロゲン作用」や前立腺がんや頭髪脱毛など男性の病気に多く関係する「抗アンドロゲン作用」については、今後も適切に行われた実証研究のもとに、私たちの健康に役立つデータが待たれるところです。
(2)抗エストロゲン作用(エストロゲンの働きを抑える)
乳房にある乳管という器官は、エストロゲンの影響を受けやすいため、エストロゲンは乳がんリスクに関わっているとされています。エクオールの大きな特徴は、エストロゲン作用とともに、過剰なエストロゲンの働きを抑える「抗エストロゲン作用」を持つことです。そこで、エクオールは乳管などにおける過剰なエストロゲンを抑え、乳がんのリスクを下げる可能性が期待されています。
(3)抗アンドロゲン作用(男性ホルモンのアンドロゲンの働きを抑える)
前立腺がんや男性に起こりやすい毛髪の脱毛現象は、アンドロゲンの過剰な作用が影響するとされています。そこで、エクオールの「抗アンドロゲン作用」が良い働きをすると期待されています。
【費用について】
*エクール含有食品:4320円(28日分)
*エクオール検査:4104円